芸能界におけるメンタルヘルスケアの広がりを求めます

芸能界で働く全ての方に対するメンタルヘルスケアがより充実したものとなりますように

貴方の旅立ちをかなしむよりも、貴方の生を讃え続けよう

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yeon woo leeによるPixabayからの画像

 

ここまでこちらのブログを更新してまいりましたが、今回はわたくしの春馬さんへの想いをひとつ書かせてくださいませね。

 

最初、こちらの記事に書かせていただきましたように、わたくしがこちらの署名を始めたのも、その署名活動を活発化させるためにこのブログを立ち上げたのも、全ては、昨年の夏、突然お空に旅立たれた春馬さんのことがあってのことでございます。わたくしは春馬さんが旅立たれた日の夜、春馬さんの大ファンになりました。ご存命中、春馬さんのことを全くと言っていいくらい、何も存じ上げなかったことは悔やまれて仕方ないことですが、全てはタイミング、あくまでもわたくしにとっては、ちゃんと適切なときに、春馬さんというかたにお出逢い出来た、そう思っております。

 

そんなふうに今も春馬さんを大切に想い、いずれ、このかたのご功績を後世に広く伝え続けてゆくためにも、彼のあとに続かれる方々を表彰するための賞を創設したいとも考えているわたくしでございますが、そんなわたくしは、春馬さんのことを、何かに負けて、悔しい思いをなさりながら、この世をかなしくも去られた御方、というふうにはとらえてはおりません。春馬さんがあの日突然お空に旅立たれたことにつきましては、今も「春友さん」(春馬さんのファンの皆さまのことをこのように申します)の中には、絶対におかしい、不自然なことだ、とか、「真相を解明するまでは!!」とおっしゃって、様々に「訴え」を続けていらっしゃる方々もまだまだ沢山おいでです。(あくまでもわたくしの個人的な印象ですが) 春馬さんを大切に想う者のひとりとして、わたくしもそうした方々の必死の想いが全くわからないわけではありません。春馬さんを大切に想われば想われるほど、その突然の旅立ちをかなしみ、未だに立ち直れていらっしゃらないかたがいらっしゃっても致しかたないこととは思います。

 

けれど、わたくしは春馬さんは最後の最後まで懸命に生きようとなさった、そう強く思っております。わたくしは彼を何かや誰かの犠牲者には決してしたくありません。あのかたはとても誇り高く、とても高尚な、生きるにあたっての美学をお持ちでいらっしゃったはずです(と、わたくしは常々考えております)。そんな春馬さんですから、何かや誰かに負けて、自ら命を絶ったかた……として、人々の記憶に残るのは、ものすごくお嫌なことなのではないか? と。

 

確かに、突然旅立たれる前の春馬さんは、とてもお痩せになってらしたし、目にも力がなく、最後のドラマの番宣の動画(松岡茉優さんとお出になられた、お二人のインタビューも含まれたもの)では、どこか無理して笑っていらっしゃるようにも感じられました。でも、わたくしは、本当に最後の最後まで、きっと春馬さんなら、一生懸命生きようとなさったはずだと思われてならないのです。でも、何か……どうしてもそれが無理になられて、で、あのような形でご自身で旅立たれた。わたくしはそうした道を選ばれた春馬さんを責めることは出来ませんし、春馬さんが選ばれたことであるならば、それはものすごくものすごくかなしいことではあるけれど、でも、そこはもう「謹んで受け入れるしかない」と思っております。本当に……ものすごくかなしくて、とてもとても残念なことだけれど。

 

そして、わたくしは、春馬さんが自ら新しい世界に旅立たれたことをかなしむよりも、このかたがこの世で30年間、一生懸命生きてくださったであろう、その人生を心から讃え続けてまいりたい、そう心から思っております。確かに、春馬さんはとても繊細な部分もお持ちだったのでしょうし、おひとりで深く深く考え込んでしまわれるご性格だったのかもしれません。それでも、わたくしは基本、あのかたからは溢れんばかりの生きる喜びのエネルギーを多く感じられて仕方ないのですよね。春馬さんはきっと明るく楽しいことが大好きでいらしたはず。おひととのふれあいもとても大切にしてこられたかたであったはず。だから、わたくしはこれからも一生、春馬さんに「ありがとう」と伝え続けてまいりたいですし、彼の生を讃え続けてまいりたいのです。

 

今回は改めて、このブログを書いているわたくしがこのような思いを持っておりますことをご理解いただければと思いまして、勝手ながら(このような記事を)書かせていただきました。何分ひとりよがりなところも多々あろうかとは存じますが、少しでも「ああ、あなたはそう思うのね」といった感じで、わたくしの春馬さんへの想いをご理解いただけますなら、ありがたく存じます。最後までお読みくださいまして、ありがとうございます。